オタク、家を建てる

ひょんなことから家を建てることになった記録

オタク、家を建てる ~ハウスメーカー決め編 その3~

「次回、もりぞう!!!」って言ってから半年経ってますわよ。
楽しみにしてくださってる方、いらっしゃいましたら本当にすみません……。

~前回までのあらすじ~
古河林業
モデルハウスなのに寒い&提案が微妙
お断り

3つ目は、株式会社もりぞう。

都内の展示場は、入った瞬間からヒノキの香りが強く漂い、道路沿いなのに騒音も気にならず、冬でも非常に暖かく、大変好みの作り。
高気密高断熱をアピールしており、ヒノキの香りが特徴的というのも非常に惹かれるポイントでした。

営業さんは親子ほど年齢も離れており、知識も薄い我々をバカにするようなことはなく、懇切丁寧にいろいろとアドバイスしてくださり、本当に親切で良い方でした。
建売物件を探し始めた時から含めて、最初から最後まで我々をまず一人の人間として接してくださった唯一の方でした。
とはいえお仕事はお仕事なので非常に熱心で、建築途中の物件や完成見学会に連れて行ってくださったり、まだコロナ禍の影響が強く予約が取りづらいショールームの予約をねじ込んでくださったり……。

また以前は設計もされていたそうで、設計士さんからの提案に微妙そうな顔をしていることに気が付くと「こういうのはどうか」といくつも案出しをしてくださり、その点も心強かったです。

もりぞうさんは、建物の性能も営業さんの人柄も本当に気に入っていて、土地と資金があればもう一軒建てたいと思えるぐらい素敵な会社さんでした。
最終的にお断りをすることになってしまいましたが、そのご連絡も心苦しくなかなか言い出しづらく……。

ではなぜお断りすることになったかというと、主な点は以下です。

  1. 住友林業の提案のほうが魅力的だった
  2. 総予算的にそこまで大きな差異がなかった
  3. 20年、30年後も存続しているかというブランド力に劣った

さらに付け加えると、以下の点も気になっていました。

  • 「標準仕様」というものがないので、良くも悪くもすべてを一から決めなければいけないこと
  • 営業さんは良いが、設計士さんとの相性が悪い気がした
  • お二方ともご年配のため、最新トレンド理解への不安があった

上にあげた「数十年後も存続しているか」という点ですが、お断りした半年後に1円で事業譲渡されたニュースが発表されたため、申し訳ないがホッとしてしまったのも事実だったのでした……。

ただそういった点を気にされないのであれば、本当に本当に良い会社様だと思います!
希望する方がいれば営業さんを紹介したいくらい、いまでも心底気に入っています。

ということで、我が家作りをお任せする会社様は「住友林業」に決定!
これからが本当のスタートなのでした。